2020 法人格 砧町自治会 防火防災部
                       

   自助力強化防災メモ その6

私が避難所に行くときは!

避難所ってどんなところ?ニュースで知るより、避難所開設訓練に行ってみよう!


    避難所の場所は分かりますか?
      
      災害時の避難の順序として、一時集合所、広域避難場所、避難所があります。
    この地域の、それぞれ指定されている場所はわかりますか。日頃から、意識しておきましょう。
    ウォーキングやピクニックを兼ねて、家族揃ってその場所に、徒歩で出かけてみましょう。
    崩れやすい斜面、ブロック塀、蓋のない側溝、落ちてきそうな看板、
    道中の、危険個所なども確認しながら、それぞれの場所までのルートを決めておきましょう。
    また、火災や建物の倒壊などで、決めたルートがたどれない場合に備えて、
    複数のルートも準備しておきましょう。
    日頃から、意識して防災に関する、資機材も確認してみましょう。
    防災無線塔、AED,スタンドパイプ、消火栓など、見回すと町中に整備されています。

             
 防災無線塔  AEDのマーク  防災倉庫  消化栓  スタンドパイプ  かまどベンチ  かまどスツール
        
 

法人格 砧町自治会 防災マップ
 

     訓練参加が 第一歩!






広域避難場所の、
砧公園では年に1回、
防災フェスタを開催しています。

       
      この地域の一時集合所は、あの盆踊り大会が開催される、砧八丁目児童遊園です。
    ここで、法人格 砧町自治会主催の防火防災訓練を実施しています。
    広域避難場所の、砧公園では年に1回、防災フェスタを開催しています。  
    
避難所に指定されている、学校でも秋に、避難所開設防災訓練が、行われています。
    ぜひ、ご家族揃って参加されて、防災最新情報を手に入れておきましょう。
    防災訓練は、地域住民が一緒に学ぶいい機会です。
    参加することで、ご自分の防災対策の気づきがきっとあるはずです。

             
               
 
            
           
      災害時一時集合所    区立砧八丁目児童遊園 砧8-2-21   指定避難所  広域避難場所
       
        
 

    * 避難所に指定されている小学校の、避難所開設地域防災訓練に参加してみよう!
 
     指定避難所の小学校では、入念な準備と打ち合わせを行い
     毎年秋に、避難所開設防災訓練が、行われています。
     ポスターを目にしたことがあると思います。
     避難所になるその現場で、様々な訓練と、体験が出来ます。
     災害伝言板、救命講習、家具転倒防止対策、スタンドパイプ
     初期消火、煙トンネル、簡易トイレ、炊き出し、ペット同行避難など
     スタンプラリー形式で各コーナーを廻ります。
     特に避難所スペースのコーナーで、実際にどんな場所で、どのように、寝泊まりするのか
     体感することをお勧めします。
 要介護の方や、妊婦、乳幼児のための
     福祉避難所が近くにあるかどうか、確認しておくことも大事です。  
                           
                            
   

  * 携帯トイレは必ず!
   避難場所、避難所にたどり着いても、トイレが使えないことがあります。
   避難所で、既存のトイレが使用不可の場合、携帯トイレを使用するそうです。
   一番最初に必要になる物です。持参していれば、安心です。使い方も事前に確認しておきましょう。
   設置されるトイレの中には、和式の物も多くあります。和式トイレを、普段から使えるようにしておきましょう。
   様々なタイプの携帯トイレが市販されています。
   法人格 砧町自治会では講習会などで、その種類や取扱い方お知らせしています。
   また、トイレットペーパーの不足が予想されます。芯を抜いて、つぶしたトイレットペーパーを持参しましょう。
       携帯トイレを詳しく    安心トイレとは    災害時トイレの準備
   
 
                         


   * これも必ず! 食べ物 ・ 敷 物 ・ 履 物




折り畳みクッション
    


    エアクッション


ブルーシート
   首都圏で大地震が起きた場合、誰もが被災者になる可能性があります。
   避難所が開設されても、すぐに水、食料が手に入るとは限りません。
   必要最低限の
食べ物と水は持参しましょう。調理を必要とせず、すぐに口に入る物がベストです。

   段ボールベッド、パーテーション、紙管の仕切り、間仕切りテントなどが設置された
   避難所の様子をニュースなどで目にすることがありますが、
   そのように整然とした居場所は、避難所開設直後には期待できません。
   ブルーシート、レジャーシート、エアークッション、折り畳みクッション、ヨガマット、寝袋、新聞紙など、
   床に直に座ることを想定して、なにか
敷物を準備しましょう。
  
   また、避難所自体に何らかの損傷がある場合は、足元に大きな不安があります。
   非常時にけがをしてしまうと、動きに大きな制約が生まれます。
   また、感染症防止の観点からも、裸足や靴下だけの移動は、リスクが大きいようです。
   避難所によって、土足のままでいいのか、履き替えが必要なのかの違いがあります。
   いずれにせよ自分の足元は、しっかりした
履物で守りましょう。
 
  * 避難用リュックに準備する物   


      非常用持ち出し袋の内容は、わかりやすいリストがネットなどにあります。食料・水以外で、忘れがちな物を考えてみましょう。

    自分にとって必要不可欠な物、自分しか使わない物、災害時には入手困難な物
          処方薬、眼鏡、入れ歯、入れ歯ケース、補聴器、杖、
          乳児用ミルク、液体ミルク、哺乳瓶、抱っこ紐、紙おむつ、耳栓、アイマスクなど、
                    
    衛生用品        消毒薬、マスク、ばんそうこう、生理用品、乳幼児用おむつ、介護用おむつ など
    手元で使うもの     携帯電話、充電器、懐中電灯、手回しラジオ、ホカロン、冷えロン、手鏡、うちわ、センス
                  ストロー(ペットボトルが配られた時、赤ちゃんや高齢者には必要)
    防犯対策        防犯ブザー、ホイッスル、鈴、小さな照明
                      (避難所は全く知らない人同士が、集団生活をするところ。防犯対策は必要です)
       

  * その他のお役立ちグッズ   袋 類 

    軽くて、かさばらず、様々な用途に使える、ポリ袋類は、数種類持参すべきです。
   エコバッグ、ジッパー付きの袋なども、出番が多くあります。
   45ℓ、60ℓのポリ袋は、寒さをしのいだり、中に丸めた新聞紙を入れて
   クッション代わりにするなど、使い道があります。その他、黒いポリ袋、レジ袋、
   そして臭いを閉じ込める袋もご持参ください。
   黒いポリ袋は、他人に見られてくない物を入れておくのに、必要です。
   臭いを閉じ込める袋は、各種携帯トイレなどにセットされています。
   代用品として、使用済おむつ用の臭いを防ぐ袋でも有効です。
   集団生活の避難所では、臭いに悩まされる場面が多々あったそうです。

   
食べ残し、洗濯物、おむつなど、悪臭の原因となる物を
   閉じ込めて 保管するために、臭いを閉じ込める袋は必須です。

   
エコバッグや、ジッパー付きの袋などは、小物の整理、衣類の仕分けなどに便利です。
   
   

                                                           
   
 



 
 





  * その他のお役立ちグッズ   手ぬぐい、スカーフ、フロシキ類








    



 
     
    軽くて、かさばらず、様々な用途に使える、手ぬぐい、スカーフ、フロシキなども持参しましょう。
   手ぬぐいは、本来の使用目的の他、口元に充ててマスク代わりに、包帯や止血にも活用できます。
   手ぬぐいの端が縫っていないのは、裂いて包帯や紐代わりに使うためだとか・・・・?
   スカーフは、髪の乱れをまとめたり、首元を温めたり、授乳時の目隠しにもなります。
   フロシキも、衣類をまとめたり、、手提げの代わりにつかったり、
   大きなものは、着替えの時の目隠しにもなります。
   日よけ、雨除け、シーツ代わり、タオルケット代わりにも。
   災害時の、フロシキや、手ぬぐいの使い方が、ネット上にたくさんあります。
   風呂敷防災BOOKには、防災時の風呂敷の使い方が多数掲載されています。
   是非参考にしてみて下さい。
           
   
  * その他のお役立ちグッズ  貴重品は身につけて
     
 非常用持ち出し袋,リュック等の他に、避難所についたら、貴重品だけは、常時身に着けておく必要があります。
 体育館の床に座っている場面はよく見ますが、トイレ、食事の配給、 物資の受け取り、諸手続,
 洗濯、いったん自宅に戻るなど、動き回る事が多くあります。
 貴重品を身につけておくための、小さなバッグ、ポシェット、ウェストポーチなどを準備しましょう。
 お子様には、移動ポッケト、つけポケットも良さそうです。
 釣り用や旅行用、カメラマン用の、ポケットがたくさんついたベストなども便利です。
 また、その場に置いておくリュックやバッグには、鈴を付けたり、黒いビニール袋に入れて目立たなくするなど、
 何らかの防犯対策も必要です。


    
    
    
 
 
 
  その他のお役立ちグッズ  弾性ストッキング (加圧靴下)
  
    
   
避難所や、車中生活で心配されるのが、エコノミー症候群です。
  静脈に出来た血栓が、肺の血管を詰まらせて大事に至る、怖い病気です。
  この対策に、弾性ストッキングの活用が叫ばれています。すでに備蓄を進めている、自治体もあるそうです。
  熊本や新潟の被災地では、エコノミー症候群の疑いがある人は、平常時の200倍にもなったそうです。
  足を良く動かすこと、水分を十分にとること、弾性ストッキングを着用することで、そのリスクが減らせます。
  車中泊でも、長時間同じ姿勢でいない、水分を取る、適度な運動、弾性ストッキングの着用を意識しましょう。
  家の中を見回すと、使わずにしまってある、弾性ストッキング(加圧靴下)はありませんか?
  入院生活を送った方などは、使用した事があるかもしれません。
  下肢静脈瘤の対策などで、すでに手元にお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
  この度の新型コロナウィルスで、引きこもりがちな生活にも、弾性ストッキングを勧めている記事も見かけます。
  メーカーなどでは、企画を統一して、災害時の供給窓口を設置したりと、
  積極的に活動をすすめているそうです。 弾性ストッキングに、注目して下さい。
 

  * その他のお役立ちグッズ    元気が出る何か!



   絵本、アロマ、手遊び歌、化粧品、甘い物、おしゃべり、音楽、ラジオ体操
  気分転換になったり、元気になるものは何ですか。
  避難グッズの中に、自分のお気にいりを入れておきましょう。
  自分のストレス発散が、他人の迷惑にならないようなものを選んでください。
  お手玉、あやとり、カードゲーム、折り紙、トランプ、風船、ぬいぐるみ、ミニカー
  塗り絵(大人用もある)、スケッチブック、筆記具、
  音が出ない、かさばらない、他の方に迷惑にならずに
  愉しめるものを準備しましょう。
     
 


   

   * その他のお役立ちグッズ   エプロン・割烹着
    
    非常時に、服の汚れ防止や、ポッケトが付いていて、貴重品や携帯電話を 
   身に着けておけることで、エプロンや割烹着が注目されています。
   特に、割烹着は服全体が隠れるので、着替えが出来ず、
   毎日同じ服を着続けていても、あまり気にはなりません。
   今は、古めかしいイメージを払拭する、おしゃれな割烹着が出回っています。
   白色だけでなく、明るい柄物もあり、
   前後を逆に着て、コート代わりになる物もあるそうです。
   避難グッズのリストには、エプロン・割烹着はあまり取り上げられていませんが 
   避難生活では重宝しそうです。ぜひ、ご一考を!
 

 
 

   * 避難所に持参するべき、最も重要な意識

      避難所の運営は、初期段階では、地域の団体個人が協力して行うことになります。
    災害の規模により、どれだけのスタッフが駆け付けられるかは、分かりません。
    避難所は、スタッフ、避難してきた人が協力して運営していかなければなりません。
    混乱期では、人手が足りなかったり、指示系統がうまく機能しないことが考えられます。
    少し落ち着いてきたら、してもらうではなく、してあげられることはなにか、考えてみましょう。
    何か、自分ができることを、本部に申し出ることで、大きなちからになるはずです。
    医療関係、福祉関係、保安関係、建設、子どもの保育、通訳など、特殊な技能を持つ方は、
    是非、運営本部に名乗り出ていただきたいものです。
    その他にも、協力する意欲のある方は、この時間に、こんなことなら出来ると、
    具体的、限定的に申し出ると、効率的に何らかの役割を任されることがあります。
    みんなで協力して、困難を乗り越える、前向きな姿勢が重要です。

    また、不慣れな、突然の集団生活において、不平不満が噴き出す状況は目に見えています。
    そんな時こそ、思いやりや、譲り合い、気遣いといった、それぞれの心の持ちようが一番です。
    避難所は、そのまま社会の縮図です。
    犯罪や、暴力・暴言など、考えたくないことも起こります。
    自分の身を守ることを第一に、他人には優しく接することを心がけましょう。
    少しでも、厳しい避難生活が、快適に過ごせるよう、意識しましょう。
   


h法人格 砧町自治会
copyright©2012 houzinnkaku kinutamachizichikai allrightreservd